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BCL物語 [猫のび]

小学校高学年の時「BCL」がブームになった。

「BCL」を自分なりに解読してみると「ブロード・キャスティング・レポート」であるような気がする。

つまり、海外の短波(SW)をラジオで聞いてその受信記録を放送局に報告すると「ベリカード」というハガキが届くのである。

短波受信は、まずラジオのロッドアンテナを長ーく伸ばすところから始める。
短波はAM・FMと比べて波長が長く遠くまで届く特性を持っている。
海外での放送でも聞けるのである。

当時ソニーは「スカイセンサー」。ナショナルは「クーガー」ならぬBCLラジオを発売していた。

昼間受信してみると周りの電波ノイズが多くてあまり目的となる放送を受信できないのである。
狙いは深夜定めるのが本当はいいようである。
当時はチューニングダイヤルを回して「バリコン」(バリアブルコンデンサー)の静電容量を変えることで受信する周波数を変えられる。つまり選局できる。

受信記録フォーマット用紙に受信日・時間・住所・自分が使ったラジオなどの内容を記載して返信用切手を同封の上放送局に郵送する。
後日「ベリカード」が届く。

そのさまざまな放送局のものをコレクションするのが趣味として流行したのである。




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Twitterまとめ投稿 2022/05/06


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