ラインダンス [描写的詩]
20年ほど前だろう。
神田神保町で手に取った一冊の文庫本がある
歌の詩を集めたものである。
その一編をUPしたいと思う。
「あこがれ」
:さみしい時は男がわかる
:笑顔で隠す男の涙
:男は一人旅するものだ
:荒野をめざし旅するものだ
:ラララ......
:これが男の姿なら
:私もつい、あこがれてしまう。
:女は清く優しく生きて
:電車に乗れば座席をゆずり
:悲しい歌が聞こえてきったら
:ぽろりと涙流してしまう
:ラララ......
:これが女の姿なら
:私もつい、あこがれてしまう
:男は強くすべてを悟り
:女は弱く何かにすがり
:正義の為に戦う男
:無口でいつもほほえむ女
:ラララ......
:これが男と女なら
:私もつい、あこがれてしまう
作詞:井上陽水
楽しかった
レコーディングでうたう事も
ギターを弾く事も
深夜、スタッフと会う事も
スタジオでラーメンを食べる事も
僕はそういった事で
じゅうぶん楽しかった。
.......と、井上陽水が語っている。