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モノクロ写真現像 [大学]

大学の研究室でモノクロ写真を扱うことがあった。

撮影・ネガ現像・ポジ現像・画像解析の4段階を行う。

撮影:金属のピースを樹脂で固めてバフ研磨する。顕微鏡で表面を拡大し写真撮影を行う。

ネガ現像:暗室で行う。まず撮影した35mmフィルムをパトローネ(金属の部分)から取り出し、リールに巻いて現像容器に収める。この工程はすべて手探りで行う(事前に練習をした)。
赤色ランプをともしネガ現像液を粉末から作り容器のキャップを開けて注ぐ。
タイマーで時間を計り時間が来たら容器のふたを開け現像液を流しリールに巻いたフィルムを水洗いする。そしてつるしてよく乾燥させる。

ポジ現像(引き伸ばし):ネガを数枚単位で切り離し引き伸ばし機に掛ける。
A4の大きさまで引き伸ばし印画紙に焼き付ける。これも焼き付け時間を守る。
焼き付けた印画紙を粉末から作った現像液に浸す。少しゆらゆらさせる。
現像出来たらこれも粉末から作った定着液に浸しゆらゆらさせる。
そして洗濯ばさみで挟んで暗室内で1日乾燥させる。

画像解析:解析の部分を黒いポスターカラーペンで丁寧に塗る。この部分を画像解析にかけていく。
アッセンブラプログラムで塗ったところの「粒子の大きさ」「粒子の分布状況」などをカメラ撮影しながらPCに取り込んで解析する。分布状況を数値化する。

写真の現像はかなりの段階を踏んで完成するのであった。

[カチンコ]
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