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フィードバック制御 [大学]

大学の科目で「制御理論」というのがあった。
授業を受けたが、あまりわからなかった。

しかし、実験で装置で説明を受けて電撃的に理解したのである。

制御システム

実験:サーボモーターの回転数を制御する

準備:サーボモーターの回転軸にタコジェネレーター(いわゆる発電機)を取り付けてジェネレーターの出力をモーターに返す仕組み「フィードバック制御」を行う。

実験:モーターに電流を流すと回転軸が回転する。直結したジェネレーターから電圧が発生する。軸に負荷をかける。

「電流が流れたので回転します」:モーター
「あなたの回転はこのようになっています」:ジェネレーター
「そうならばもう少し回転を控えめにします。」モーター
「控えめになりましたが、もう少し頑張ってみたらどうですか」:ジェネレータ
「はいもう少し頑張ります」:モーター

結論:サーボモーターとタコジェネレーターとのやり取り「コミュニケーション」によって、負荷変動に対して安定した回転出力が得られるのが「フィードバック制御」である。

応用:レコードプレーヤーでDD(ダイレクトドライブ)のものがあるとしよう。

レコードを載せる。レコード針でレコードをトレースする。溝は一定に刻まれているのではなく、がりがりだったりなめらかだったりする。そのままだとがりがりのところでターンテーブルに負荷がかかり回転が落ちてしまう(若干ではあるが)。そこでクオーツでフィードバク制御する。
ターンテーブルの外周に「ピット」目印を鋳造するときつけておく。その「ピット」にあてた反射光とクオーツ振動数が同調するように「フィードバック制御」をかける。

レコードプレーヤの回転ムラ性能が向上するのである。

[カチンコ]




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