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ウルトラ進学計画(グラフィックデザイン科編) [大学]

私立大学の受験のために上京した。
東京都両国のホテルに宿泊することになった。

ただし現在覚えているのは美大の受験のことだけである。
受験科は「グラフィックデザイン科」である。
美術大学を受験するには学科試験と実技試験の2日にわたる日程がある。
実技試験のために絵の具をもっていかなければならない。
重い画材道具は高校の時に美術授業で使っていたものである。

「多摩美術大学」から受験した。
1日目:学科試験
英語・国語・理科あたりから出題される。
ここで1日目が終わり選考基準に達していれば大学の掲示板に張り出される。
合格
2日目:実技試験
ほぼ1日がかりで「デッサン」と「デザイン」の実技試験が行われる。
AMデッサン:石像の頭部を6Bの鉛筆で描いていく。
描いた
PMデザイン:「この点から離れたこの点につながるデザインを描きなさい」とだけ問題用紙に書いてある。
描いた
合否を待つことになるのだが日程の関係で掲示板の番号を見に行くことができないので、人に頼んで知らせてもらう手続きをとった。
ほかの大学を受けている間に結果が分かったが「不合格」であった。

「武蔵野美術大学」を受験した。
学科試験・実技試験があるのは多摩美術大学と同じであるのだが...少しだけ気力を失っていた。
AMデッサン:くじを引いて椅子の位置を決めるのだが石像の目の前の低い位置になってしまった。
お尻が痛くて集中して描けなかった。
PMデザイン:「竹をイメージしてデザインしなさい」とだけ書いてある。
色が濁ってしまった。
同じく人に頼んで掲示板を見てもらうことにした。
「不合格」であった。

後から分かったことであるのだが私立の美大でも競争率は80倍程度。受験生は小さいころから絵の勉強をしている人ばかりである。

美大生にはなれなかったのである。

[いす]


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