私の好奇心(ほほ笑み編) [幼少時代]
私が1歳が2歳のころの話である。
我が家には古い白黒テレビがあった。
私はそのテレビをなんとなく眺めていたのである。
夕飯時になると天気予報が流れる。
「明日の天気は晴れでしょう」
私の頭の中では幼いながら
「........の.......................」と解釈していたのだろう。
「の」は、ほかの場面でも出てくることも知った。
「私の名前はダッコちゃん」
「...の..........................」
特に理由というものはないが、あの「の」という文字の丸さと、響きが大変気に入ってしまった。
私は「の」をどんどん学習していったのである。
それからしばらくして
私の好奇心が働いた。
「の」を見つけたら他の人に教えてあげよう...
夕飯時になる。天気予報が始まる。
「の!」
しっかりした発音をしていた。
茶の間のみんながほほ笑んだ。これはいいことなんだと思った。
また「の」が出てきた。
「の!」
またみんながほほ笑んだ。自分が一番喜んだ。
しばらく私は「の!」とブラウン管に指差しながら叫んでいたらしい。
少し大きくなって、絵が描けるようになって描いたのは「へのへのもへじ」であったような気がする。
我が家には古い白黒テレビがあった。
私はそのテレビをなんとなく眺めていたのである。
夕飯時になると天気予報が流れる。
「明日の天気は晴れでしょう」
私の頭の中では幼いながら
「........の.......................」と解釈していたのだろう。
「の」は、ほかの場面でも出てくることも知った。
「私の名前はダッコちゃん」
「...の..........................」
特に理由というものはないが、あの「の」という文字の丸さと、響きが大変気に入ってしまった。
私は「の」をどんどん学習していったのである。
それからしばらくして
私の好奇心が働いた。
「の」を見つけたら他の人に教えてあげよう...
夕飯時になる。天気予報が始まる。
「の!」
しっかりした発音をしていた。
茶の間のみんながほほ笑んだ。これはいいことなんだと思った。
また「の」が出てきた。
「の!」
またみんながほほ笑んだ。自分が一番喜んだ。
しばらく私は「の!」とブラウン管に指差しながら叫んでいたらしい。
少し大きくなって、絵が描けるようになって描いたのは「へのへのもへじ」であったような気がする。
2022-05-15 11:06
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