SSブログ

何に貢献すべきかである [私のP.F.ドラッカー]

[カメラ]

AAA1価値観の問題とは朝ひげを剃るとき、あるいは紅をぬるとき鏡にいかなる顔を見たいかという問題である。
AAA1つまるところ、優先すべきは価値観のほうである。
CCC9大組織では成果をあげられないことがわかったならば、いかに良い地位を提供されても断らなければならない。
AAA1自分の果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる。問題は何に貢献したいと思うかではない。何に貢献せよと言われたかでもない。何に貢献すべきかである。
AAA1このように「自分の果たすべき貢献は何か」という問いに答えを出すには、三つの要素を考える必要がある。第一に状況が求めるものである。第二に自分の強み、仕事のやり方、価値観である。そして第三になすべき貢献である。そこからとるべき具体的な行動が明らかになる。なすべきこと、始めるべきところ、始め方、目標、期限である。
AAA1したがって、成果をあげるには人との関係について責任を負わなければならない。それには二つの側面がある。一つは人もまた自分と同じ人とであるという事実を受け入れることである。誰もが人として行動する。すなわち、それぞれの人がそれぞれの強みを持ち、それぞれの仕事のやり方を持ち、それぞれの価値観を持つということである。
AAA1上司に仕事をしやすくさせることは、部下の勤めである。そのためには、上司を観察し、彼らの強み、仕事のやり方、価値観を知らなければならない。それこそまさに上司をマネジメントする上での秘訣である。
AAA1話す。そして聞く。
CCC9実際には話しかけたり問いかけたりしていないことが多い。押し付けがましい、詮索好き、何も知らないなどと思われたくないからである。完全な考え違いである。
AAA1組織はもはや権力によっては成立しない。信頼によって成立する。信頼とは好きということではない。信じあうということである。
CCC9ここでよく見られる間違いが、合弁事業の相手先やとき先の人など、コラボレーションの相手をリストから除くことである。事実コラボレーションの失敗の多くは相手を上司リストに加えないことから起こっておる。
AAA1あるがままの上司が、個性ある人間として存分に仕事ができるようにすることである。
AAA1マネジメントとは、人の強みを活かし成果をあげさせることである。同時に弱みを意味のないものにすることである。
AAA1実は、そのようなものは一切必要ない。本人に直接聞けばよい。
AAA1癖を聞こうというにすぎない。
AAA1しかし最も間違いのない方法が、どうしたらよいか本人に直接聞くことである。
AAA1上司とは部下の仕事ぶりについて自分の上司に責任を持つものである。そのためには、部下のアンが何をしようとしているかを知る必要がある。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。