ウルトラマン [幼少時代]
昔。ちょっと昔。
我が家には「テレビ」がなかった。(ちなみに電話も風呂もなかったのである)
昭和41年に「ウルトラマン」が始まるという一大センセーションがあったのだが、家で見ることができない。
「ウエ~ん観たいよう!」
もやしっ子だった私は、心の底から思った。
そこて、親が知っている知人宅でみせてもらいに行くことにした。
「ウルトラマン」行脚である。
いそいそと日曜日7時にあわせて、その人のうちに歩いて行く。
道は遠いが、「ウルトラマン」を観るためであるので足取りは早足である。
ようやく知人宅に着いたときには、夕闇に包まれていた。
「う~ん。これがウルトラマンか。」「怪獣をなぎ倒しているなあ。」
「すごいなあ。」
見終わったあとはもう眠いのか、興奮したのか、放心状態で家路に帰る。
------------------------------
そのあとすぐに「ウルトラセブン」が始まった。
この頃では、自分の家でもテレビがあるのだが、困ることがあった。
散髪と時間が重なるとその間、見られないのである。
「ウエ~ん観たいよう!」
優しい散髪のおじさんは、モノクロテレビのチャンネルを私のために「ウルトラセブン」にあわせてくれた。
大嫌いのはずの散髪をまるで催眠術にでもかけるようにこなしてくれた。
「ゼットン」「エレキング」「メトロン星人」「キングジョー」「ウインダム」「ミクラス」「シャープ星人」「バルタン星人」
「ウルトラフォーク1号」「2号」「3号」「ハイトランジャー」...
もののなかった時代だがキャラクターは豊かだった。
また、人の温かい人情を幼い頃から「ウルトラマン」を通じて感じていた。
我が家には「テレビ」がなかった。(ちなみに電話も風呂もなかったのである)
昭和41年に「ウルトラマン」が始まるという一大センセーションがあったのだが、家で見ることができない。
「ウエ~ん観たいよう!」
もやしっ子だった私は、心の底から思った。
そこて、親が知っている知人宅でみせてもらいに行くことにした。
「ウルトラマン」行脚である。
いそいそと日曜日7時にあわせて、その人のうちに歩いて行く。
道は遠いが、「ウルトラマン」を観るためであるので足取りは早足である。
ようやく知人宅に着いたときには、夕闇に包まれていた。
「う~ん。これがウルトラマンか。」「怪獣をなぎ倒しているなあ。」
「すごいなあ。」
見終わったあとはもう眠いのか、興奮したのか、放心状態で家路に帰る。
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そのあとすぐに「ウルトラセブン」が始まった。
この頃では、自分の家でもテレビがあるのだが、困ることがあった。
散髪と時間が重なるとその間、見られないのである。
「ウエ~ん観たいよう!」
優しい散髪のおじさんは、モノクロテレビのチャンネルを私のために「ウルトラセブン」にあわせてくれた。
大嫌いのはずの散髪をまるで催眠術にでもかけるようにこなしてくれた。
「ゼットン」「エレキング」「メトロン星人」「キングジョー」「ウインダム」「ミクラス」「シャープ星人」「バルタン星人」
「ウルトラフォーク1号」「2号」「3号」「ハイトランジャー」...
もののなかった時代だがキャラクターは豊かだった。
また、人の温かい人情を幼い頃から「ウルトラマン」を通じて感じていた。
2018-11-08 19:24
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