ぎゅっと握りしめて [幼少時代]
少年は、お小遣いをもらった。
10円である。
少年は、その10円玉を右手に、ぎゅっと握りしめて駄菓子屋へと走っていった。
駄菓子屋には、少年の目に映るものすべてがきらきらと輝いていた。
どれを買おうか?10円は大金である。
これか~
飴にひもがついていて、引くとあたりがあるもので、まさに10円なのだ。
「おばさん。これちょうだい。」
「これかい?10円だよ。」
ひもを引く。緊張するものである。
「はずれ」
少年にとってはこの結果はあまり関係なく、大満足であった。
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あめ玉を、ほおばりながら家路につく少年の足取りは軽かった。
10円である。
少年は、その10円玉を右手に、ぎゅっと握りしめて駄菓子屋へと走っていった。
駄菓子屋には、少年の目に映るものすべてがきらきらと輝いていた。
どれを買おうか?10円は大金である。
これか~
飴にひもがついていて、引くとあたりがあるもので、まさに10円なのだ。
「おばさん。これちょうだい。」
「これかい?10円だよ。」
ひもを引く。緊張するものである。
「はずれ」
少年にとってはこの結果はあまり関係なく、大満足であった。
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あめ玉を、ほおばりながら家路につく少年の足取りは軽かった。
2018-11-08 19:30
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