完成度高いです。音作りは洗練された感じ。
グラミー賞最優秀録音賞受賞は頷けます。
ドナルドフェイゲン(ボーカル・キーボード)は完全主義者で、ちょっとでも自分の描いた音が出ないと、リテイクの繰り返しをしてクオリティアップレコーディングに望むことが、もっぱらだと聞いています。
ラアイブ活動も、忠実に音楽を再現するあまりレコーディング風景を再現したような形になっていきます。
「ガウチョ」って、ゆったりした乗りです。しかも都会的です。
のんびりリラックスして聴ける一枚ですよ。

上京する時、新幹線の中のウオークマンにはいつも Steely Dan の曲が流れていた。
初めて経験する、東京での一人暮らし。
期待と、不安と入り混じった気持ちを乗せて,新幹線は東へ東へと猛スピードで私を運んでいったのです。
この曲聞くと都会urbanっぽいなあといつも思うのです。
都会のイメージをこの曲が与えてくれたのかもしれません。