昔々。ちょっと昔。

読んでとても感動した本がある。

著:井上陽水「ラインダンス」である。

井上陽水の作詞した歌詞を一冊の本にまとめたものである。

かつて、「ダンス甲子園:天才たけしの元気が出るテレビ」や「グルービンシーンダダLMD:深夜放送」がTV放送されコンテストされていた。

今でもダンスコンテストは行われている。

はたまた、「サタデイナイトフィーバー」(古いなあ~)

ミュージカル「サウンドオブミュージック」(これも古いな~ロバートワイズ監督)「ウエストサイドストーリー」(これもロバートワイズ監督)

などなど、秀作映画にダンスが取り入れられている。


自分の気持ちをうまく表現してくれている井上陽水の歌詞がある。

書いてみる。

「ダンスはうまく踊れない」

ダンスは うまく 踊れない
あまり 夢中に なれなくて
ネコは 足下で踊り
私 それを ながめている
夏の夜は すでに暗く蒼く
窓に見える 星のの光近く
誰も来ないし 誰も知らない

ひとりきりでは ダンスはうまく踊れない
遠い なつかしい あの歌
私 夢色のドレス
あなた 限りない 笑顔で
足を前に 右に 左
風の様に水のようにふたり
時を 忘れて 時の間を
.....

今夜ひとりで ダンスをうまく踊りたい
丸いテーブルのまわりを
私 ナイトガウンのドレス
歌は なつかしい あの歌
部屋の中で 白い靴をはいて
ゆれる ゆれる 心 夢にゆれる
夜を忘れて 夜に向かって
.....

どうやら、猫の方がダンスがうまいようである。