外へ出ること

CCC9組織の内部には成果はない。そこにはコストしかない。ところが人は容易に内部に没入し、外部から遊離する。したがって非営利組織が成果を上げるためには、組織の人が外へ出る機会を何度でも持たせなければならない。
AAA1問題と思ったものは現象に過ぎない
AAA1意思決定において最も重要なものは「なんのための決定か」を考える部分である
AAA1問題は機会とリスクの関係である。検討はリスクからではなく機会から始めるべきである。「うまく行ったら何を意味するか」を考えその後にリスクを考える
CCC9コミュニケーションなし階層のみある
AAA1階層なしでフラットであるがコミュニケーションは活発（横のつながり、ゆるいつながり）
AAA1「本質における一致、行動における自由、あらゆることにおける信頼」
AAA1信頼が生まれるには、あらゆる反対意見が公にされ、真摯な不同意として受け止められなければならない
AAA1常に「いま正しい方法はどれか」を考えることである
AAA1意思決定は行動のコミットである
CCC9決定を行ってから売り込もうとする
CCC9完全主義者である必要はないが、自らにいい加減さを認めてはならない
AAAA1「明日は何をしますか。何をやめますか。」（最重要事項）

本当に必要とされる

AAA1「これはこうやってきた。少し改善しよう」などというのではなく本当に必要とされるものは何かを考えなければならないときが必ず来る。その時こそが重要なときである。
AAA1非営利組織は、あらゆる制作、決定、行動について「ミッションの実現についてプラスになるか」を考えなければならない。すべてを成果からスタートし、インサイド・アウトではなくアウド・サイドインで考えなければならない。
CCC9無作法は人の神経を逆なでし消えることのない傷を残す。逆に礼儀がすべてを良い方向に変える。
AAA1重要なことは組織構造を階層的ではなく情報とコミュニケーションを中心に組み立てることであ　る。
AAA1互いが互いについて予見が可能であることである
AAA1信頼が必要
AAA1基準は高く設定する必要がある。緩めてはならない。
AAA1「ゆっくり」と「低い」は意味が違う
AAA1もう一つ重要な原則がある。自らの組織がなんのために存在しているかを知るために、非営利組織に働く者、特にその幹部は頻繁に外へ出なければならない。

昨日を養い明日を飢えさせる誘惑

CCC9昨日を養い、明日を飢えさせる誘惑にかられるからである。それは死にいたる誘いである。イノベーションを行おうとしない企業は歳をとり衰弱していく。特に今日のように急激な変化の時代、企業化の時代にあっては衰弱のスピードは急速である。ひとたび後ろ向きになれば向きを戻すことは至難である。
AAA1イノベーション（パラダイムシフト）
AAA1マーケティング（市場）
AAA1柔道戦略とはゲリラ戦役の一つである（かつての日本企業SONY,SEIKO）
AAA1最適化する（最大化ではない）
CCC9組織主義（みんなが喜ぶ）はありえない
AAA1ニーズをつかむ（作る）市場主義
AAA1巨大化・最大化しない
AAA1自分では成功したことに気がついていないことが多い（Appleコンピュータ）
AAA1非営利組織には4つのものが必要である。「プランニング」「マーケティング」「人」「資金」である。
AAA1うまく行っているときほど「もっとうまくやれないか」を考えなければならない。
AAA1外を見て時代の流れをつかむ。外に変化を見つける癖をつけなければならない。
AAA1外の世界の変化こそ機会である